「障害者が作りました」が嫌いなんです
「障害者が作りました」って売ってるもの、ありますよね。パンとかお菓子とかだったり、小物だったり、物は色々だけど。あれ、嫌いなんです。
「障害者が作ってる」ってことが嫌なんじゃないですよ。それを前面に出してることが嫌なんです。
「障害者が作りました」
可哀想な障害者が作ってるのだから、買ってください。
障害があってうまく作れないけど、頑張って作りましたから、買ってください。
そういうのが嫌なんです。
障害があるから、これくらいのクオリティでも良いよね、とか言う甘えとか、だからこの値段にしかできないよねって言うのも、あれ?元々なんでこの活動させてるんってなりますし。
誰が作ってようと、良いものは買うし、そうじゃない物は買わないと思うんです。誰だって。そこを、例えば麻痺があってうまく手が動かない人が作った小物を「障害者が作りました!」って下駄はかして売ろうとするんじゃなくてさ、その人が得意なことやらせてあげれば良いと思うんですよ。例えば手が器用でずっと手作業を黙々とできるような人は、小物とか作ってもらったら良いんだと思うし。
まぁ…作業所の職員さんたちって保育士さんたちが保育園の園児に制作活動させてるみたいな感覚なのかもしれないのだけど…ひとりひとりに合った作業させるのもひとつの作業所内ではなかなか難しいのだとは思うんだけど、なんとかならないのかなと思うのです。
向いてることは健常の人より上手かったりすると思うから。
同情して買ってもらうんじゃなくて、ホントに良いものだから買ってください!!って言えるようになって欲しい。